カラーは、どうして時間が経つと明るくなるの?
こんにちは! ZENです。
今日から子供達の子供達がいない月曜日の朝を迎えております。
たまにのひとり大好きとしては、数ヶ月ぶりの日常風景に歓喜しております。
いやーいいっすね日常ってw
それでは、本日のブログです。
夏問題解決シリーズはちょっとネタ切れ気味ですので、美容師っぽいブログでも。
カラーして時間が経つとなぜ明るくなるのですか?
意外と知らないお客様多いです。
簡単に言うとカラーの薬剤のメカニズム、染まる工程に原因があります。
カラーの放置時間はだいたい30分前後です。
最初の15分は、もともと黒い髪を脱色する作業の時間です。
後半の15分は、脱色した髪に目的(仕上がり)の色を染める時間です。
ん??どゆこと??
てなった方、「黒い折り紙」を想像してみてください。
茶色のマジックを上から塗っても「茶色」には見えないですよね。
では、黄土色の折り紙を想像してみてください。
黄土色の折り紙だと、上から茶色に塗った部分は、「茶色」に見えるはずです。
だから、暗くする以外のカラーは全て、
目的の色味に仕上げるために、目的より少し明るく脱色する必要があるんです。
カラーは染めた日から毎日のシャンプーや紫外線で色味が退色していきますね。
後半の15分で入った色味が退色すると、最初の15分の目的より明るく脱色したベースの髪がでてくる。
これが、時間の経過で明るくなる要因です。
明るくなるというより、そもそもの髪の素材がでてくる。ということ。
これは、明るく染めれば比例して、時間の経過で明るくなり方も、その速度も早くなってきます。
なるべく、色持ちを長くしたい方は、
退色することを前提で目的より少し暗い色で染めるとかなり色持ちは違いますよ!
今までの経験を思い出し、次に染める時はぜひ参考にしてみてください!
今日は最後まで真面目で押し切りました。
では、また明日ー!