美容師が床屋さんを卒業した日。
こんにちは! ZENです。
今日は全店舗ご予約満席となりとても忙しくさせて頂きました。
皆さんもう我慢の限界ー!って感じですね。
沢山のご来店に感謝しつつ、より感染予防の強化をスタッフ全員意識高めで取り組んでいきます。
来週のご予約もお早めに頂きますとお席をゆっくり確保できると思いますのでよろしくお願いします!
それでは、今日のブログです。
美容師さんは子供の頃から美容室に行ってたのか?
これ、僕もわかりません。
女性美容師さんは、さすがに最初から美容室でしょうが、男性美容師さんっていつから美容室なんでしょう。
床屋さんからいきなり美容学校入学って考え難いですよね。w
僕の場合は、小学生の5年生くらいまでは実家の近くの床屋さんに行ってました。
中学生の頃は剣道部で、坊主でしたので自宅バリカンでしたが、小6の1年間だけ美容室に行ってた記憶があります。
床屋さんが嫌になったという訳ではなく、怖くなった事件があったんです。
当時、実感の近くの床屋さんは親子2代で営業していました。
息子さんは20代中頃で親父さんは50代中頃くらいだったかな。
子供ですので担当の指名とかはなかったけど、暗黙の了解でずーーと息子さんにカットしてもらってたんですよ、
小学生ながら、息子さんのセンスが結構気に入ってて、
いつもぼそっと「スポーツ刈りで。。」ってオーダーするのですが、ただのスポーツ刈りでも息子さんのオリジナリティが加えられて、
前髪が片方長めとか、ちょっとソフトモヒカン風とか今思えば、良い意味で遊んでくれてて、スタイルに新鮮味があったんですよ。
低学年の ZEN少年は、
「俺のスポーツ刈りは、こども会一位でかっこいいはず。」って本気で思ってましたからね。w
小5になったZEN少年はいつもと同じ息子さんのデザイン的なスポーツ刈りを期待して床屋さんに行ったら、
息子さんがお休みだったみたいで、
「今日、おっちゃんでいいかなー。」って親父さんが登場してきたんですよ。
子供ながら、ラスボス感ある親父にちょっと緊張して「ああ、はい。」ってすぐさま石のように固まりましたよね。
人見知りも発動して。もう無言です。
息子さんがカットしていた、
「こども会一位のスポーツ刈り」はこんなイメージでしたよね。
前髪アシンメトリーで、なんか都会のこどもみたいな。
さすがに親父は仕事が早い。
素早いバリカンさばきと手慣れたシザーさばきで、
最後にパフパフ首もとに謎の白い粉つけられて、
「はい、おわりーーー。」って後ろ鏡を見せらた時
小5僕は、腰から砕け落ちました。
もみあげがどこかに飛んでいなくなっておる。涙
あとで知ったんですが、これ「アイビーカット」って言って、
70年代にめちゃ流行ったスタイルなんですが、
80年代後半の最先端を夢見るZEN少年。
親父、センス光らせる相手間違えたな。。。。
リアルな話ですが、帰ってコタツにくるまり、
両手で、もみあげ押さえてしばらく泣いてました。
まさに僕が床屋さんの「卒業」を決めた記念日。
親父のセンスに完敗。。
では、また明日ー!